活動レポート
【番外編】岐阜県大垣市の「時地区」で、登山ガイドマップ作りに参加しました!
2015年07月03日
梅雨ですねー
しとしと降る雨を眺めながら、物思いに耽るここ数日です(そんなロマンチックなことではなくてですね、たまりにたまった仕事をどうするかとかそんな・・・まあいいか・・・)
で、ぼく個人の仕事のことで恐縮なのですが、
昨年の秋に参加した地域プロジェクトで作った山のガイドマップがとてもよい仕上がりでして、
これはもう、この場を借りてみなさんに知っていただければと思ったわけであります。
その舞台が、こちらの山(向かって左ですよ)
いい感じでしょう?
865mの堂々としたこの低山、烏帽子岳。その美しさから「美濃富士」と呼ばれています。
岐阜県は大垣市の上石津町にある、時(とき)という町のみなさんからお声がけをいただき、
日ごろ低山トラベラーとして活動していることをきっかけに、このプロジェクトに参加させていただいたのが昨秋のこと。
以降、時地区に通いながら、この山の魅力を広く知ってもらいたいという地元の思いに触れてきました。
ガイドマップ作りでは、町のみなさんと座談会、インタビュー、実踏調査を通して情報の洗い出しと整理、
そして山のエピソードをどう可視化するかがキモ。
町外からの登山者としての視点と、手書き地図推進委員会で行っているワークショップの経験を活かし、
聞き取り調査と実踏調査、そしてラフスケッチまでを担当させていただきました。
ぼくの絵心のないラフ(汗)を、こんな風にすばらしい清書に仕上げたのは、地元のイラストレー ターの方です。
それがこちらー!
地域にあるウワサや歴史的なエピソード(長くなるのでここでは書きませんが、本当は書きたい)を、
山で働くおじいちゃんや、大都市圏から移住してきた若い夫婦、時まちづくり活動推進実行委員会のみなさんと話したことは、
歴史好きのぼくにとってかけがえのない時間となりました。楽しかったなー。
そして地元のみなさんの取り組みと気持ちが、こうして地元の人の手で仕上げられ、しっかりカタチになるという。
ほんとステキすぎます。地元愛ですね、愛。
設置した町のあちこちでどんどん持っていかれているこのガイドマップ。
関ヶ原から近く、東海方面、そして滋賀や京都からもアクセスしやすい美しい町『時地区』に行く機会があったら、
ぜひ入手してくださいねー!
(研究員:大内 征)