活動レポート
山梨「甲府ん!路地横丁」が考える、手書き地図と路地横丁のいい関係
2015年04月23日
いやー、春ですねー
今夜は路地裏で軽く飲んで帰ろっかなー、と思っている研究員の大内です。
いやほんとうは毎日飲んで帰ってるんですけどね。
いやいや、そんなことは置いておいてですね、甲府です。
移住したい県の上位にして、手書き地図熱が高い長野県のお隣り、山梨県の甲府市。
つい先日、まさに手作り中の地図を見せてもらってきたんです。
はい、「甲府横丁マップ」とあります。
実は甲府、路地横丁がたくさんあるんです。
甲府駅の南口に点在する路地横丁は、かなりの数にのぼります。
甲府に行ったらぜひここで一杯やって欲しい、お酒も情緒も溢れてこぼれちゃうくらい味のあるエリアです。
ことの起こりは、昨年の9月でした。
甲府で路地横丁を愛するみなさんからラブコールをいただいて、甲府市役所で手書き地図推進委員会の講演をしてきました。
で、そのプレゼンテーションに行く前、もうほとんど時間がない直前に、
さっそく「路地横丁」に連れていってもらったわけです。
さすがは精強な兵で名高い甲斐武田家の本拠地、腹が減っては戦はできぬとばかりに、
古びた飲み屋でチキンライスとおじやを食べさせられたんですが、これがもう絶品でして。
ああそうか、と。
古き良き時代から継承される甲府の路地横丁文化を残していくために、たくさんの人に飲みに来てもらわなきゃなと。
この“味わい深い”路地の魅力を伝えるには、おなじく“味わい深さ”を表現できる手書きの地図しかないなと。
その夜は手書き地図推進委員会のことをたくさんの甲府のみなさんに知ってもらおうと、
チキンライスの味を思い出しながら、プレゼンにも熱が入りました。
そして、手書き地図作るぞーーー!!!わーーー!!! っと気運が沸き起こったことを覚えています。
いいですねー、他に任せるのではなく、自分たちで作るんだっていう雄叫び。
きっと武田軍も、自らの手で勝ち取った戦で、こんな勝ち鬨をあげたんでしょうね!!!
その夜、たしか5回ほど河岸を変え、その度に雄叫びは高まり、ぼくの酔いは深まり。。
旅はもとより、出張などで訪れた地方都市。
地元ならではのお店でおいしいものを食べていきたいですよね。
甲府なら、この軍旗、いや旗が目印です。
この「甲府ん!路地横丁学会」の旗が掲げられたお店は、
まさにこの手書き地図を作っているメンバーのみなさんが飲んでいる真っ最中とのこと。
そろそろ甲府横丁マップが完成するらしいので、ぜひ声をかけてみてください。
きっと「美味しい」甲府の夜に、手書き地図が誘ってくれます!
(研究員:大内 征)