活動レポート
手書き地図の授業を出雲市北陽小学校で開催!
2023年01月09日
新年あけましておめでとうございます。
昨年11月に島根県出雲市北陽小学校に手書き地図の出張授業に行って参りました。(報告が遅い・・・)
今回は、跡部研究員と赤津の2名の研究員が4年1組の皆さんと一緒に授業ということになりました。
4年1組の皆さんは1年間を通して学校周辺の「川」に注目し学習を進めてきていました。学校周辺には、斐伊川・斐伊川河川敷公園の川・斐伊川水系のうら川、井努谷川、湯谷谷川などたくさんの川が存在し、子どもたちには身近な存在であったようです。それらの川いついて川探検を通して住んでいる生き物を調べたり川の歴史などを学んだりしてきました。最終的なアウトプットとしてこの素晴らしい川を地域の人たちに知ってもらいたい、そのためには手書き地図がいいのではないか?ということで私たち手書き地図推進委員会にお声がけをいただきました。
ちなみに斐伊川ですが、古くは古事記にも登場する川でヤマタノオロチが居たとか?居ないとか。という歴史ある川で日本有数の天井川だそうです。(上の写真は夕方に撮影したもの)昼間に砂地に腰を下ろして川を眺めながらプシュッと一杯やりたい気分になる、そんな川でした。
手書き地図のワークショップは川の魅力を誰に紹介していくか?ということを話し合いました。複数のチームに分かれてプチワークショップをし、それぞれのチームでまとめたことを発表してもらいます。その中の1つのチームでは「地域の20〜30代の大人たちに川の魅力を伝えたい地図にしたい」とコメントしたチームがありました。「どうして?」と聞くと「スマホばっかりいじっている大人に僕たちが見つけた川の魅力を教えてあげたい」というコメントが返ってきました。たしかに、スマホで近隣の川の情報は簡単に調べることはできるけど小学生の感じた様々な川に対するキモチまでは探せないもんね。情報は体験を伴って初めて意味を持つんですね。逆に勉強になりました。押忍。
各チームがワークショップに使っている「まなボード」。ホワイトボードの上に透明なビニールが付いており、アナログ的レイヤーとして活用できる優れもの。会社の会議にも使えるのでは?!
■番外編
4年1組の森先生の教え子さんがやっているクラフトビールのお店に突撃。神奈川県茅ヶ崎で修行されたとのこと。元気いっぱいのご主人でした!
突然の訪問にもかかわらず暖かく迎えていただき感謝!
3rdbarrelbrewery
この後は、跡部研究員と赤津研究員の神在月の出雲街歩き編をお楽しみに!笑