活動レポート
手書き地図ワークショップ〜伊達なうわじま散歩 〜in 宇和島市 Cチーム編
2021年07月31日
(写真撮影時のみマスクを外して黙写しております)
2021年7月25日に愛媛県宇和島市で手書き地図のワークショップを宇和島青年会議所のみなさまと地元の高校生とで開催しました。きっかけは昨年10月にいただいた一通のメールからでした。
私は、宇和島青年会議の浅野と申します。誠に突然で恐縮ですが、貴社の「手書き地図体験」と「手書き地図参加型イベント」に興味があり連絡させていただきました。
お話しを聞くと宇和島市内の高校生と一緒に手書き地図を作成し、地元の魅力を可視化するとともに愛郷心を育むということ。これはまさに私たち手書き地図推進委員会が目指すところの「地育」とも通じるところがありました。私たちもぜひご協力させていただきたい!
しかし、世の中は新型感染症が広がっている状況でありどうやって安全にワークショップの開催まで持っていけるのか?そこから9ヶ月間浅野さんを中心とした青年会議所の方々とオンラインで議論を重ねながら実施に向けて調整を続け、ついに開催と至ったわけでございます。(いやーほんと、実施できて良かった良かった)
しかし、世の中は新型感染症が広がっている状況でありどうやって安全にワークショップの開催まで持っていけるのか?そこから9ヶ月間浅野さんを中心とした青年会議所の方々とオンラインで議論を重ねながら実施に向けて調整を続け、ついに開催と至ったわけでございます。(いやーほんと、実施できて良かった良かった)
■事前調査
愛媛県宇和島市は、そのむかし現在の宮城県仙台市あたりから色々あってお引っ越ししてきた伊達家の城下町であります。(このあたりは大内さんあたりにお任せしちゃおう笑)みかんはもちろんのこと、穏やかな海で盛んなタイの養殖や真珠、市内の公園内にある闘牛場など魅力的なスポットばかり。
<九島からの風景>
1日中ぼーっとしながら釣り糸を垂れたくなる景色。
<ユニバーサルレストラン島の思い出ピアノ>
島内にあるユニバーサルレストラン「島の思い出ピアノ」は島内唯一のレストラン。廃校となった九島小学校の音楽室で食事を楽しめ、島の話を聞くこともできます。テーブルには「くしまっぷ」という明治大学の学生さんが作成した手書き地図も。市内と九島を結ぶ橋が2016年にできてたそうです。(意外と最近)橋が架かり生まれたものや一方で失われたものなど島内の話をこちらのご主人にお話しを伺うことができます。
<宇和島市営闘牛場>
この日闘牛自体は行われていなかったものの何かその「戦いの魂」みたいなものが彷徨っている感じがする場所です。そして闘牛のネーミングのセンスも光ります。「剣☆ファイヤー」とかつのだ☆ひろさんのリスペクトかな?
■ワークショップ当日
<座談会(ディスカッションタイム>
まずは手書き地図推進委員会から手書き地図の魅力や他エリアでの事例を交えながらどんな地図を書くかをチームでディスカッションタイム。正確さよりも面白さ、足だけでなく心を動かす地図!(ここテスト出ます!的に)を熱く語ります。
宇和島市内を中心に4つのエリアに分かれてワークショップを実施。赤津研究員は「市内中心部の飲食店が多いエリア」であるCチームを担当に。ディスカッションタイムからフィールドワークではどんなポイントをチェックするのか?を各テーブルごとに発表。Cチームは高校生リーダーのタイセイ君から。
■Cチームフィールドワーク
フィールドワーク出発前のチーム集合写真。まだ暑さにやられる前の元気な顔が印象的です(笑)以下にフィールドワークで気になったポイントをいくつかご紹介。
手書き地図フィールドワーク定番のマンホールチェック。やはり宇和島のマンホールは、闘牛や牛鬼がモチーフになっているご当地マンホールに。これにさらに真珠のデザインのマンホールがあるとのこと。ぜひ宇和島に行ったら探してみてください。 見つけた方は幸せになれるはず!(諸説あり)
(左)なんとなくスターバック感漂うアパートのアイコン。
(右)Cエリアの西江寺近くの住宅街を流れる小川ではホタルが見られるそうです。
(右)Cエリアの西江寺近くの住宅街を流れる小川ではホタルが見られるそうです。
(左)ディスカッションタイムの街の噂で「フレンディの店主がイケメン」ということで実際に会いに行きました。はたして女子高校生の反応はいかに?!
(右)宇和島では飲んだあとは「うどん」で締めるそうです。確かに午前2時までの営業時間はすごい!(高校生には将来の勉強ということでメモ)
(右)宇和島では飲んだあとは「うどん」で締めるそうです。確かに午前2時までの営業時間はすごい!(高校生には将来の勉強ということでメモ)
(左)山口精肉店では地元の人からは餃子がおすすめだそうです。食べたかった・・・
(右)大衆いけす料理平家ではなんと「サバのお刺身」が食べられるそうです。
(右)大衆いけす料理平家ではなんと「サバのお刺身」が食べられるそうです。
フィールドワーク中のランチは、青年会議所のパイセンのお店である「がいや」にて。宇和島鯛めしをチョイス。鯛めしというと炊き込みを想像してましたが、出汁醤油と玉子の入ったおつゆに新鮮な鯛の刺身をぶっ込み混ぜ込んでご飯にかけて食べるもの。初めての体験&衝撃的な美味しさでした。都内でも食べられるお店はあるのだろうか?!
■マップメイク
灼熱のフィールドワークを終えたCチームは早速会場に戻ってマップメイクです。
■プレゼンテーション
今回参加している高校生メンバーが中心となり完成した手書き地図のプレゼンテーションを行いました。高校生のプレゼンがすごく上手でびっくり。
ワークショップに参加していただいてる高校生は宇和島市の「高校生まちづくり課プロジェクト」に参加しているメンバーとのこと。いや〜レベルが高い!!
Cチームの手書き地図は「地元の人もよく行くがいにウマいものMAP」というテーマでエリア内の食べ物やさんを中心に紹介するマップとなりました。
エリア的にもお酒が飲める場所が多いところですが、高校生リーダーの「将来のため非常に勉強になった」とのコメントが印象的でした😅
こうした活動を通して大人たちと高校生が地域の魅力について語る機会(愛郷心を育む機会)を創る宇和島青年会議所の皆さんですが、それぞれ本業がありつつ青年会議所の活動をされているとのこと。皆さんお忙しい中積極的に活動されて本当に凄い!と思いつつも会社や仕事以外の仲間による一体感をちょっぴり羨ましくも思いました。
この地図をベースに9月にはウウォークラリーの開始も予定しているとのこと。今後の展開も楽しみです!
以上Cチームよりお伝えしました。