活動レポート
咸宜小学校4年生のまちあるきマップ(大分県日田市からのお便り)
2021年03月09日
花粉舞い散る季節の中、手書き地図推進委員会事務局にお便りをいただきましたのでご紹介させていただきます。
大分県日田市咸宜小学校4年生(当時)のみなさんが作成してくれたまちあるきマップです。イラストベースな地図に子どもたちが描いたイラストとコメントが載せられており、「止まれの標識が草履ってなんだろう?!」「130年続く化粧品屋さんすげー!」「赤司ようかんって気になる!」と思わずその一つ一つを読んでみたくなってしまう作品に仕上がっております。また手書き地図だけでなく、咸宜小学校のみなさんの取材の様子や手書き地図を作る過程、テーマに分類された綿密な取材情報なども掲載されています。
このまちあるきマップですが、偶然にも図書館で僕たち「手書き地図のつくり方」を手にとってくれた方が出発点となりたくさんの大人たちの協力のもとマップ作りが実現したとのことでした。(嬉し過ぎる&その実行力に敬服です!)
〜この活動は、「日田を担う人材育成事業 おとな先生」に取り組む一般社団法人NINAUと国土交通省筑後川河川事務所の協力で実現しました。〜
す・・・すごい面々のバックアップです!!おとな先生のホームページを拝見しましたが、地域の大人がヒーローになるとても素敵な活動ですね。
今年はいくつかの小学校で手書き地図の出張授業を行なってきましたが、今回のプロジェクトを知ってある小学校の校長先生の言葉を思い出しました。「先生と児童という直線的な関係に加えて、地域や楽しく仕事をしている大人たちとの斜めの線のつながりを作ることも重要な学びである」。今回のまちあるきマップは、そんな斜めの線を具現化した取り組みなのかも知れませんね!最後にお手紙を送ってくださった熊谷さんありがとうございました!!