活動レポート
山形県遊佐町の『十日町通り思い出マップ』が新しい形に!
2017年12月31日
10月14.15日に山形県遊佐町で開催した手書き地図ワークショップで作った『十日町通り思い出マップ』を活用した包装紙が、遊佐町の歳の市で配布されました!
「歳の市」とは、遊佐町で毎年12月29日に行われていた、新年を迎えるための市です。以前は商店街で行われていた歳の市ですが、今は遊佐駅前で少し形を変えて続いている年末恒例行事です。
昭和30年代に商店街で行われていた歳の市では、『馬のくそまんじゅう』というすごい名前のお饅頭が人気だったそうです!(名前の由来はそのままの意味です笑) しかし、商店街での歳の市開催がなくなってしまい、馬のくそまんじゅうも販売されなくなってしまいました。
ですが!2017年12月29日の歳の市にて
馬のくそまんじゅう、復活!!!!!!
遊佐町の地域おこし協力隊の方のお声かけにより復活したこのまんじゅう。包み紙には、遊佐町で開催した手書き地図ワークショップで地域のみなさんと作った地図が使われています。
全部で4種類の手書き地図を作った中で、今回包み紙として使われたのが、昭和30年代の「歳の市」を再現しようというテーマで作られたこちらの手書き地図です!
200個ほど用意されていたという馬のくそまんじゅうですが、販売開始から10分ほどで完売!!!
あまりに早すぎて売っているところの写真を撮ることができませんでした。笑
このたくさんの人の奥にまんじゅうがあります。人気で人だかりができていて見えない…笑
本当にあっという間に売り切れでした。
わたしも並んでラスト5個くらいのところでなんとかゲット!!
馬のくそまんじゅうを買った方は、これを食べて昭和30年代をなつかしんで、この当時の歳の市を再現した手書き地図を見てさらになつかしんでくれているのではないかな~と思います。
今回のプロジェクトの発起人である地域おこし協力隊の加藤さん(真ん中)
◎手書き地図の新しい活用法
ワークショップで作った手書き地図には展示や配布以外にも、こういった活用の仕方もあります!記憶と思い出で作る手書き地図や難易度別のクエストタイプの手書き地図など、型に囚われない手書き地図がたくさんあります。それと同じように、手書き地図を広めていく方法にもたくさんの可能性があると思います。こうしてまた新しいルートから、たくさんの方の目に留まって楽しんでもらえたらうれしいです♪