活動レポート
東京都稲城市小田良地区 手書き地図ワークショップ レポート
2017年08月25日
東京都稲城市は、多摩地区南部に位置する場所で梨やぶどうなどの果樹栽培も盛な街。しかも電車で都心までのアプローチもよい場所です。参加者の方からは、ほどよい田舎(もちろん良い意味)とコメントもありました。
そんな稲城市で8月20日(日)に手書き地図ワークショップを行ってきました。稲城を知り尽くした4名の方々にお集まりいただきました。休日にも関わらず、ありがとうございました!
■ 手書き地図講座
まずは、手書き地図推進委員会が各地の事例や地図作りのポイントをレクチャー。正確であることよりも、テーマや面白さ、独自性を重視するのが手書き地図。自由な発想と楽しもうとする心が楽しい地図を作る何よりのコツです!
■ 座談会
地図作りのポイントを押さえたら、次は座談会。会話の中から、オススメのスポットやグルメ情報、「稲城あるある」など、地図に載せたいネタを出し合います。
・なんと稲城の住民、“MY果樹園”を持っているらしい!?
(MY果樹園=毎年梨やぶどうを買う、行きつけの農家の意)
(MY果樹園=毎年梨やぶどうを買う、行きつけの農家の意)
・「稲城」という品種の梨がある?!
・大晦日の除夜の鐘をつくお寺は常楽寺または妙見寺で同級生に会う確率半端なく高い!
・オオムラサキ(蝶)がいるらしい?!
■ マップメイク
地図に載せたいネタを出し合ったらいよいよマップメイク開始!模造紙に地区を走る線路を大まかに書き込み、ネタを書き出した付箋を貼ったり、イラストを描いたりしていきます。
桜吹雪の中でテニスができるなんて素敵!
この農家さんの絶品のトマトは美味しすぎて教えたくない!笑
この農家さんの絶品のトマトは美味しすぎて教えたくない!笑
マップメイク中もどんどん増える珠玉の稲城情報…!
■ ついに完成!『ここちよい街 稲城MAP!』
そしてマップメイク開始から1時間あまり。参加者の皆さんの稲城愛のたっぷり詰まった地図が完成しました!
産婦人科やペットなどの病院情報からグルメ情報。名産の梨やぶどうを始めとした季節限定の農産物情報など、稲城で暮らすなら知っておきたい情報が盛り沢山。手書き地図のワークショップ史上最高に暮らしに特化した地図かもしれません!
■ 手書き地図は場所を選ばず!
手書き地図は、地方だけのものではありません。人が暮らすところには必ず、その土地ならではの魅力があります。その魅力を探して、あるいは再発見して、地図という形で可視化するのが手書き地図の面白さ。私たちがワークショップでお手伝いしていることです。地元の魅力を記して、共有する楽しさを少しでも感じていただけていたら、とてもうれしく思います!
■番外編
研究員がフィールドワークした一言コメント。
まさか東京都内でみかん狩りだできるなんて・・・知らなかった。
もう秋の味覚が売っていました。稲城は農作物の無人販売多いみたいですね!
世界のたばこ専門店!!??
永福系の大勝軒とのうさわ・・・今度入ってみたい!!