活動レポート
長野県立科町 第一回:手書き地図ワークショップレポート1日目
2016年10月06日
9月のおわりに、ちいさな秋がはじまったばかりの長野県立科町に行ってまいりました。
(ぼんやり曇り空でしたが、てるてる坊主のおかげでお日さまが顔をだしてくれました!)
2日間にわけて、あらためて地域の魅力を再発見する手書き地図作りのワークショップ。
「山の観光と里の観光をコンバインして、ふつうの地図には載っていない、魅力ある地図」を目標に
「おもしろい地図を作りたいけれど、それができあがることだけが目的ではなく、作る過程を、面白がって楽しみましょう」
と、主催である立科町教育委員会の方が、とても素敵なことをおっしゃっていました。
1日目は、室内にて、机をかこんでのディスカッション。
ひろげられた白地図に、地図に載せたい情報を書き込んで行きます。
参加者の自己紹介が終わり、
立科の町を3つのエリアにわけ、参加者も3つのグループに分かれました。
それぞれのグループには、初めまして同士のかたたちが、引っ込み思案に意見を出せないことがないように
教育委員会の方や、商工会の方も、そのグループに入ってくださいました。
立科町のうわさ、暮らしのエピソードなど
参加者みなさんの頭の中からひっぱりだしていく作業がいよいよはじまり
「すでにあるガイドブックを見ると、その情報に左右されてしまうので、なるべく見ないように」しましょうね。
ということでしたが、始まったら出てくる出てくる!
みなさんの頭の中から、子供のころにあの場所ではね~といった話から
この前さぁ~あの場所で○○が美味しかったのよ、など
ぽんぽんと情報が引っ張り出され、みるみるうちに白地図が埋め尽くされていきました。
(この場所には”いわれ”があるんだよ。
どんな”いわれ”か知らないけど・・・って、えぇぇ?!?!笑)
思いついたことを、付箋に書いて、白地図にどんどん貼っていき
この情報をもとに、明日はフィールドワークへと出かけていき、裏どり作業となって行きます。
この裏どり作業へ、みなさんを送り迎えをするマイクロバスの運転用に
教育委員会の芝間さんは、なんと、中型車限定解除の免許を取得されていました!
楽しい1日目は、こんな風に過ぎて行きました。
明日も晴れますように!
そして会場となった、たてしな人権センターをでたところで、かわいい”りんご”を発見しました。
自分の住む町では見つけられない
その町独自のものを、見つけるとわくわくしてしまいます。
その町で暮らしている方たちには、あたりまえの風景となっているんでしょうね。
立科の町の人たちと同様に、とっても優しい風景を見つけられました。