活動レポート
長野県北佐久郡立科町にワークショップのロケハンに行ってきました!
2016年08月10日
<こんこんと湧き出る弁天神(べてんじん)水源。江戸時代に50K先まで用水を引いたからこそ今の美しい立科の良田がある>
手書き地図推進委員会は長野県北佐久郡立科町で手書き地図制作を通じて立科の様々な魅力をご案内する事業のお手伝いをすることになりました。
ということで地域の皆さんと地図を作る前にまず委員会メンバーでロケハンをさせていただくのですが、立科町教育委員会の皆様にご案内、解説いただきました。(ありがとうございます!)
しっかりと、秋よりのワークショップで立科町の手書き地図を地元の皆さんと作る上で、まず僕らが知らないといけないですからね。
まずは、教育委員会の皆様とロケハン前の打ち合わせ。
立科町のエリアを6つに割ってそれぞれのエリアをご案内いただいて2日間で、がっちり見て回りました。
打ち合わせが終わったらさっそく取材にいきます。
地理的には立科町(ちなみに「たてしなまち」と読みます。町の漢字は常用漢字を考慮し蓼でなくて立)は南北に砂時計のようなくびれた形をしています。
一番くびれてる部分は幅50メートルほど。くびれてますねー!
しかし、実際のくびれ場所はスノーフェンス(トンネルっぽい)があり町から町まで最短で横断したぜ!と走って遊ぶようなところではありませんよ。ねんのため!
その南北に県道40号が通っています。
ざっくり言うと北エリアは農業が盛んで古い町並みがのこり、お寺さんや神社が残っているエリア。南エリアは女神湖や白樺高原、蓼科山などいわゆるリゾートエリアですね。観光といえば皆さんはこちらをイメージできるかもしれません。
標高でいうと南が高く北にむかって下っています。
くびれている部分の北を上にして左側が長門牧場。ここは入り口は立科町ですが、牧場自体はお隣の町ですね。少し南に蓼科第二牧場があります。今回食べれませんでしたが次回はたべるぞソフトクリーム!!
<蓼科第二牧場から見渡せる小諸の街>
<ペンションのオーナーの皆さまにも色々お伺いしました。実は。。と、でてくる出てくる面白いお話。本番もよろしくお願いします!>
<ここは蓼科神社里宮 奥宮は蓼科山の頂上にあるのです>
二日間取材しまして、色々興味深いお話や発見がありましたよ。
色々言いたい語りたい。。。がまだ我慢でして、この発見をワークショップで地元の方と手書き地図を作る作業に落とし込むことができればと思います。
お楽しみに!!立科町の皆さん参加してくださいね!
ちなみに今回宿泊させていただいたのは「移住者向け体験住宅」に体験宿泊させていただきました。お世話になりました。この住居はまさに完成したたばかり。
立科町に定住を考えてる方が名の通り移住体験するための住居で家具やお皿、料理器具などすべて揃っています。
<ちょうど窓から津金寺の花火大会の花火が見えました。 たまやー!ぽりぽり>
<立科の朝摘みきゅうり、トマト。お米をいただいて、足りないものは地元のスーパーで買いまして自炊しました!ちなみにこれは朝ごはん。手書き地図委員会はいつも体力勝負なのでしっかり食べるのです。美味しかった!!>
<立科町とアメリカのオレゴンは姉妹都市。公民館には贈り物としてオレゴントレイルの手書き地図が飾っていましたよ。牛革!>
<教育委員会委員長は地元に生息する昆虫と出会うと必ず忘れずにシャッターを切ります。なんかいいなあ。>
ということで、ときに優しくときに厳しい立科の雄大な自然と向き合う、様々な先人から今を生きる人たちまで物語が少しづつ僕らにも見えてきました。紹介いただいたスポットにはため息の出る美しさのビュースポット、昔からの交通の要所としての道、それを裏付ける点在する古くからの信仰の場所。
晴天率が高く、気温の差があることが好条件である立科の農業にとって、石杖となる様々な堰。
今回伺った時には稲は緑というよりは青く輝いていましたが、秋に次回伺う時は黄金のように光っているでしょう。さあ僕らは準備は整いましたよ!また秋ワークショップでお邪魔します!