活動レポート
加茂にカモン! 手書き地図素材集を活用して産まれた地図
2015年12月15日
それは今年の夏、手書き地図推進委員会の事務局に頂いた1本のお電話から始まりました。
お電話をいただいたのは京都府にある、「同志社ローム記念館プロジェクト・木津川市イベントプロデュースプロジェクト」の方からで、手書き地図の素材集を使わせてくださいとのこと。
同志社ローム記念館プロジェクトとは
「同志社ローム記念館」では、学生・生徒と産業界、地域が連携して、情報メディアに関連したさまざまなプロジェクトを推進し、それらの活動を通じて、学生、生徒の成長を促し、文化の創造・発信と次世代社会を担う人材を育成する事を目指しています。
※同志社ローム記念館ウェブサイトより
このプロジェクトの1つである、木津川イベントプロデュースプロジェクトでは、木津川市を中心に市内5中学の中学生と共にまちづくりを目的として活動をしているとのことで、地元の中学生の企画として自分たちの地域に密着した海外の方向け英語マップを作成するというお話でした。
手書き地図素材の商用利用ではないことを確認させていただき、素材集の活用を快諾!(素材集は商用利用NGです。念のため)
そして数ヶ月後、ついに完成した地図をお送りいただきました!
まずは表紙です。「加茂にカモン」です。手書き地図推進委員会の精神が活きてます。何事も掴みが大事ですからね。このあたりのセンスは私たちも見習うところです。
おお!クオリティ高い!!しかも、ご送付いただいたメールには、手書き地図憲章をなんどもチェックして制作を進めていただいたというなんとも素敵なコメントも頂戴しましたよ。駅周辺の紹介などはまさに地元目線で一般的な観光ブックにはない視線で描かれているので、本当に地元の中学生のみんなの「メガネ」を通して街を見ているような感じです。
また、地図中も「Cafe RURIのマスターがジャズが好き」とか、海外からの来街者でジャズが好きな人は思わず立ち寄ってしまうんではないでしょうか。また、左下にトイレ評価もあって、これは海外・国内関わらず観光で訪れた人はとても気になる部分をしっかりサポートしてますね。旅行先のトイレ大事です!
この地図は第1弾とのことで第二弾も期待してお待ちしております!
木津川市イベントプロデュースプロジェクトの皆様、企画に参加された中学の生徒のみなさん、素敵な地図をお送りいただきありがとうございました!次回作は僕たちも参加したいです^ ^