手書き地図の作り方
手書き地図のつくり方<基礎編>
ひとりで手書き地図を書いてみよう
手書き地図のつくり方をご紹介します。建物や人のイラスト素材もご用意しておりますので、ぜひあなたの手書き地図を送ってください。
手書き地図憲章にもありますが、作る過程を楽しむことも大切です。普段クルマや自転車で通る道をあえて歩いてみたり、ちょっと遠回りして地図に載せたいスポットを確認してみてください。普段は気づかない発見ができるかも知れません。その時に気になった場所やモノを写真に収めておくと、絵を描く時に確認できるのでオススメです。そしてどんな事をテーマに地図を書くのかを決めましょう。う〜ん・・・テーマが決まらない?!そんなときは、お友達と街のウワサや日常の小ネタなんかを雑談したりしてみることもいいかも知れません。面白い視点を発見できるかも知れませんよ。まはた、ロケハンした時に撮影した写真を見返してみてください。そこには「あなたが地図にしたい視点の共通点」がありませんか?
地図を書く紙は、チラシの裏でもコピー用紙、ケント紙なんでもいいです。筆記用具もあなたがいつも使い慣れたもので書きましょう。最初は鉛筆なんかで下書きしたほうがいいでしょう。いきなり油性マジッックでチャレンジされる方は、裏写りして机に書いちゃった!なんてことがならないように注意が必要です。推進委員会ではベースの地図を手書きして、その上にトレーシングペーパーで書き込んでいくという技を使っています。
大通りや交差点、橋やお地蔵さんなどのランドマークをざっくりと書き込みましょう。正確さなんていりませんよ。大胆に、ダイナミックに書き込んでしまいましょう。
手書き地図推進委員会では、手書き地図制作時にイラストなどでお困りの方に向けた「手書き地図素材集 vol 1」を公開しました。この素材集は、手書き地図を彩るランドマークやアイコン等をA4用紙等にプリントアウトして切り貼りしてご利用いただけます。
ランドマークやアイコンのイラストは、手書き地図推進委員会公認の手書き地図作家、江村康子先生に制作いただきました。以下URLからダウンロードしてご利用いただけます。
>手書き地図素材集vol1
ランドマークやアイコンのイラストは、手書き地図推進委員会公認の手書き地図作家、江村康子先生に制作いただきました。以下URLからダウンロードしてご利用いただけます。
>手書き地図素材集vol1
何を書き込んで、何を書き込まないか、地図のストーリーを考えながら伝えたいことは大きく書きましょう。そしてそこには、あなただけが感じた楽しさや面白さも書き添えてあげると良いかもしれません。絵が上手に描けないときは、ロケハンの時に撮影した写真をもとに書いてみたり、写真をそのまま貼ってしまいましょう。計画し過ぎず、編集し過ぎず、デザインし過ぎなくていいんです。少し余白が有った方が読み手の想像力をかき立ててくれますよ。
あなたのエリア愛がたくさん詰まった手書き地図を恥ずかしがらないでみんなに見てもらいましょう。たくさんの人があなたの見ている風景を見たいと思っているはずです。そして、手書き地図推進委員会にその地図を送りましょう。研究員はあなたの愛の詰まった手書き地図をしっぽを振ってお待ちしております。